むかし読んでいた漫画がアニメ化するって聞くとわくわくしませんか?
先日、手塚作品の中にあって、内容が重く、連載が中止されたいわくつきの作品『どろろ』がアニメ化されるとの発表がありました。
実はアニメ化は2度目なので再アニメ化なのです。むかしコミックが我が家にあり愛読していたので、今回のアニメ化は本当に楽しみです。
放送開始日の発表はありませんので、放送開始はいつからなのか今のところわかりませんが放送開始をズバリ予想してみたいと思います。
それから、エンディングも今のところ不明なので、コミックや実写版映画の結末のねたばれからアニメ版の結末をどろろのコミックを愛読しその世界観が大好きな私がアニメ版の結末を大予想してみます!{これは当たると思いますよ☆)
目次
『どろろ』ってどんな話なの?
物語の舞台
原作と初代アニメ版や実写版ではストーリーや背景が異なっていまるので、再アニメ版でも原作にこだわらず展開されるかもしれません。
原作での時代は戦国時代で、場所は能登半島。実写版では戦国時代の日本っぽい架空の世界となっています。
再アニメ版の舞台はどこでしょうか。ファンタジー要素が多ければ実写版、怖さを追求すれば地域を能登半島とした原作版となります。
私は実写版の踏襲を期待しているので、百鬼丸とどろろに架空の世界で大暴れしてもらいたいです。
主人公はだれだ
物語のタイトルが『どろろ』なので、当然どろろを名乗る子供が主人公かと思いきや、妖怪をバッタバッタと叩き切る派手な活躍の百鬼丸にどうしても注目が集まります。どろろと、百鬼丸どちらが主人公なのでしょう!?
そんな疑問が昔から存在したと思われるエピソードがありますので紹介しますね。
初代アニメ版では放送開始のタイトルは『どろろ』だったものの、26話中の14話からは『どろろと百鬼丸』と改名されています。これはもしかしたら「どちらが主人公なのかわかりにくい」などの苦情があったのかなと想像できませんか?
そもそも『どろろ』とは子供が泥棒のことを『どろろう』を言うのをヒントに手塚治虫さんが作った言葉だそうですが、実写版映画では他の意味付けがされています。劇中、百鬼丸が、『どろろ』とはずっと南の国で 人の姿をした得体の知れないバケモノ小僧をそう呼ぶのだと説明しているのです。
また、実写版映画で百鬼丸が自分の名を名乗る時に『百鬼丸どろろ』とも言っています。ですから、タイトルの『どろろ』は登場人物を表すのではなく、『どろろ』(得体の知れない化け物)の百鬼丸とどろろがりっぱに成長していくストーリーを表すものなのかなと思いました。もしそうなら、主人公はどろろと百鬼丸の二人と言えるんじゃないですかね。
どろろと百鬼丸をの名の由来
どろろ本人によれば、泥棒に名前があればすぐに足がつくということで、名前はありませんでした。そこで百鬼丸が「ずっと南の国で 人の姿をした得体の知れないバケモノ小僧」という意味を込めて『どろろ』と命名します。(実写版より)
百鬼丸の名の由来は彼の左腕の義手の中に仕込まれた刀の名前です。体の48箇所を奪われ捨てられた百鬼丸を育てる医者がこの子供の左手に刀を仕込みました。それが本人の名になったということなのです。
アニメ版『どろろ』結末のネタバレは
1967年の原作漫画では、百鬼丸はどろろと別れて妖怪を倒しに1人で旅立ってしまいます。1969年発表のアニメ版では48体すべての妖怪を倒していますが、やはり1人で旅に出てしまいます。
一方2007年の実写版では、24体の妖怪を倒した所で映画は終わってしまうのですが、どろろと二人で旅を続ける設定でしたので、実写版の続編が大いに期待されましたが、今のところ予定は頓挫しているようです。
さて、いよいよ今回のアニメ版のエンディング予想です。『どろろ』のエンディングには、2つの要素があります。1つは百鬼丸が妖怪を何体倒して奪われていた体をどこまで取り戻せるのか。もう1つはどろろと百鬼丸の関係はどうなっていくのかです。
私の願いも含んでの予想ですが、1つ目の百鬼丸が妖怪を何体倒スカについては、アニメ版のように48体すべての妖怪を倒し、百鬼丸が失われたていた体の部位すべてを取り戻すとしてほしいです。
2つ目のどろろと百鬼丸の関係については、実写版での感動エピソードが忘れられません。
実写版のおさらいをすると。どろろは強く生きるために男として育てられていて、泣いていいのは親との死別のときではなく、女として生きたいと願う相手に出会ったときだと母に諭されるシーンがあり、ラストシーンは、どろろ役の柴咲コウさんの名演技。残り24体妖怪を倒すために旅を続けられることを泣いて笑ってどろろらしい悪態をつく感動の名場面でした。
以上を踏まえてまとめてみると。
- 48体の妖怪を倒し奪われていた体を取り戻した百鬼丸
- 男として振る舞う必要のなくなったどろろ
- この二人のハッピーエンド!
こんな展開はいかがでしょうか(*^^*)
アニメ『どろろ』はどこで見られるの?
放送はAmazonプライム・ビデオで独占配信と発表されています。しかし、放送局の追加発表との報道もありますので、続報をお待ち下さいね。
現在Amazonプライム・ビデオでは、2007年1月27日公開された実写版『どろろ』がプライム会員は無料で見られますよ。まだご覧になってないなら予習がてら見ておきましょう。こちらからどうぞ。
今回のアニメ化の宣伝動画であるティザーPVはこちらです。
ツインエンジン公式チャンネルより
百鬼丸が妖怪に駆け寄り斬りかかるシーンですね。
1969年のアニメは大半のアニメがカラーの時代にスポンサーからの「血が生々しすぎる」とのクレームがついたため白黒アニメでしたが、そのようなシーンもあまり問題にされない昨今。いよいよ『どろろ』のカラーアニメ化です。
セリフはないので声優さんもわかりませんが、アニメの雰囲気を味わってくださいね。
『どろろ」はいつから放送されるのか
Amazonプライム・ビデオで過去に配信されたアニメの例から『どろろ』の放送開始時期を推測してみましょう。
例えばアニメ化された『鬼平犯科帳』です。わたしは『鬼平犯科帳』がアニメ化されると聞き、放送開始を期待して待っていました。
殺陣も見ごたえがりましたし、強くて優しい長谷川平蔵がうまく描かれていたと思いますが。ただ、体型は原作では小太りのはずなのに、アニメ版では細身でワイルドな鬼平として描かれてていて少しイメージが違いました。しかしこれはこれでいいなと思ったのですがどうでしょうか。
個人的に『鬼平犯科帳』が好きなもので、ついつい話が脱線してしまいました!
このアニメ版鬼平犯科帳が発表されたのは2016年8月で、放送開始が2017年1月。つまり約半年後ですね。
もう一つ例にとってみます。最近最終回を迎えたアニメ版『刻刻』。製作は今回の『どろろ』をアニメ化したツインエンジンです。『刻刻』のアニメ化の発表は2017年10月で、放送開始が2018年1月。つまり3ヶ月後でした。
2つの例だけですが、アニメ化の発表から放送開始まで3〜6ヶ月後には放送開始されています。
どろろは妖怪物です。妖怪ものと言えばやはりシーズンは夏。今から4ヶ月後と言えば夏真っ盛りなので、ずばり7月から8月にかけて放送!と推測します。
まとめ
アニメ版どろろがいつから見られるのか推測してみましたが、今から楽しみになってきました。
アマゾンでは初代アニメ版どろろをレンタルで視聴することもできますので、これを観て内容を思い出したりエンディングを予想したり、今からアニメの放送開始までの期間を楽しめますよ。
さてさて。今回のアニメ版での結末はどうなるのでしょうか。私の妄想ネタバレは果たして正解となるのでしょうか(^_^;)
- 『どろろ』のアニメ放送はAmazonプライム・ビデオ独占放送
- 放送開始はいつからかと言う問いに7月と答えてみた^^
- 結末のネタバレは体を取り戻した百鬼丸とどろろのハッピーエンドと予想してみた^^;
個人的には不遇の名作と思っている『どろろ』。このアニメ化で日の目を見るといいなと願わずにはいられません。